質の高い動画や記事を活用し地域の人々に事業の裏側を紹介

公開日:2025年12月09日

    自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。

    電車・バス・タクシーなどの交通インフラをはじめ、スーパーマーケットや不動産など、人々の生活の基盤となる事業を展開する静鉄グループ。2025年4月1日にオウンドメディア「nanairoなないろ」を開設し、定期的にグループの活動内容を特集記事や動画にして発信している。

    POINT 1

    動画制作で広がる表現の幅
    社内報からオウンドメディアにシフトしたことにより、新たに動画をコンテンツとして導入することに成功。「【ラストラン】ありがとう1000形」の記事では、静岡鉄道1000形の運行最後の日をナレーションと字幕付きで丁寧に記録した。

    POINT 2

    多彩な切り口で事業を紹介
    「特集記事」のひとつでは、静鉄グループの年度計画を図解も交えながら解説。他記事と比べてフォーマルな内容にもかかわらずPV数は好調だった。紙媒体ではわからなかった需要が、デジタル化に伴う数値計測で判明した好事例。

    POINT 3

    グループ全体の情報を集約
    これまでグループ各社のコーポレートサイトでしか展開されていなかったイベント情報などを「イベント&キャンペーン」に集約。記事の末尾に問い合わせ情報を入れることで、ステークホルダーとの連携も視野に入れている。

    POINT 4

    社員の“顔”がわかる連載
    「連載コンテンツ」の「しずてつの輪」では、グループ社員にインタビュー。事業の裏側や関係者の思いが反響を呼んでいる。第1回は...

    この先の内容は...

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