自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。
電車・バス・タクシーなどの交通インフラをはじめ、スーパーマーケットや不動産など、人々の生活の基盤となる事業を展開する静鉄グループ。2025年4月1日にオウンドメディア「
POINT 1
動画制作で広がる表現の幅
社内報からオウンドメディアにシフトしたことにより、新たに動画をコンテンツとして導入することに成功。「【ラストラン】ありがとう1000形」の記事では、静岡鉄道1000形の運行最後の日をナレーションと字幕付きで丁寧に記録した。
POINT 2
多彩な切り口で事業を紹介
「特集記事」のひとつでは、静鉄グループの年度計画を図解も交えながら解説。他記事と比べてフォーマルな内容にもかかわらずPV数は好調だった。紙媒体ではわからなかった需要が、デジタル化に伴う数値計測で判明した好事例。
POINT 3
グループ全体の情報を集約
これまでグループ各社のコーポレートサイトでしか展開されていなかったイベント情報などを「イベント&キャンペーン」に集約。記事の末尾に問い合わせ情報を入れることで、ステークホルダーとの連携も視野に入れている。
POINT 4
社員の“顔”がわかる連載
「連載コンテンツ」の「しずてつの輪」では、グループ社員にインタビュー。事業の裏側や関係者の思いが反響を呼んでいる。第1回は...
