企業にダイナミックな変化が起こっている時にこそ、広報には従来以上に経営と一体化し、方針を正確かつ分かりやすく社内外に届ける役割が求められる。M&Aや経営体制の変更など、大きな変革の中にあるワイエスフードの事例を紹介する。
「九州筑豊ラーメン 山小屋」の運営で知られるワイエスフードは、今、大きな変革の時を迎えている。2025年6月に新経営体制をスタートして以降、焼肉チェーン「焼肉やっぱ。」や、南仏料理レストラン「ROTISSERIE★BLUE」などのM&Aを実施。さらに、2026年1月には持株会社体制へ移行する方針を発表した。
同社の広報をひとりで担っているのが、管理本部 広報・IR課 課長の南百合子氏。広報のミッションについて同氏は次のように話す。
「M&Aによりグループ会社が増える中で、各ブランドや企業の文化を大切にしながら、ワイエスフードグループとしての方向性をいかに分かりやすく伝えていくか。それが今の広報の大きな役割だと考えています」。
南氏は、グループ全体のブランド信頼度と企業好感度を高めることで、M&Aや体制移行を円滑に...

