事業への解像度の深さが施策の精度を高める 経営とともにある広報を目指す

公開日:2025年8月19日

  • 呉 美里氏(コーナー)

様々な業務に向き合う広報パーソンは、“広報”をどのようにとらえ、どこに魅力を感じているのか。自身の転機を踏まえながら、広報観について聞く。

「人事を変え、組織を変え、世界を変える。」をパーパスとして掲げ、人事・ESG領域に特化した課題解決支援サービスを展開するコーナー。

同社で広報を担当する呉美里氏は、PR・ブランディングマネージャーとして広報戦略の立案、メディアリレーション、オウンドメディアの運営などコーポレート広報全般を担当。コーポレートブランドのブランドガイドライン策定にも取り組んでいる。

経営に貢献する広報に興味

呉氏は新卒でリクルートに入社、営業としてキャリアをスタートした。その後、広告営業を行いながら編集やライティング等も経験。この経験を活かして転職したヘルスケア系出版・編集プロダクションで、広報に出会った。

自社で制作していたコンテンツを用いて広報業務を行っていた呉氏だが、より広報スキルを極めたいという思いが強くなったきっかけは、コロナ禍での雑誌の休刊だったという。「復刊プロジェクトに携わる中で、企業が市場で選ばれ続けていく難しさを実感。このことから、持続的な経営に貢献する広報について考えるようになりました」と呉氏は振り返る。

その後、産業保健・健康経営のソリューション...

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