小林市 10年間のプロモーション軌跡[1]“方言動画”のバズから10年 郷土愛溢れる施策を継続

公開日:2025年12月15日

  • 鶴田健介(宮崎県小林市 地方創生課)

宮崎県の南西部に位置する自然と食文化が豊かな小林市。2014年に始動したPRプロジェクト「てなんど小林」をきっかけにインナー・アウター問わず多彩な施策を展開し続けている。

宮崎県小林市。霧島山麓から湧き出る天然水、日本一の宮崎牛、日本一の星空、チーズ饅頭発祥、高校駅伝の強豪など全国に誇れる名物・魅力をふんだんに有するまちですが、「フランス人が出ているあの方言動画」と聞いて、ピンとくる人も多いかと。“広告換算額10億円以上”、“自治体PRムービーブームの火付け役”とも言われたバズから10年。現在でも認知度向上や郷土愛醸成のため、あらゆる手段でシティプロモーションに取り組んでいます。今回は初回なので、約10年間で小林市が取り組んできたプロモーション活動を俯瞰してご紹介します。

きっかけは消滅可能性都市

小林市が本格的にシティプロモーションに取り組むきっかけになったのは、2014年5月に公表された増田レポート(正式には、日本創成会議による提言)でした。2010年から2040年までの30年間で、20~39歳の若年女性人口が半減する自治体を「消滅可能性都市」と定義し、全国896自治体がこれに該当すると指摘。小林市もこの「消滅可能性都市」に該当していました。2024年に人口戦略会議が公表した分析で、「消滅可能性自治体」からは...

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