市区町村で発行している広報誌は今、どのような切り口で情報を届けているのか?同様のテーマを扱う広報誌から情報の届け方の工夫を探る。
公園づくりに尽力した人の声を紹介
テーマ
新しくできた公園に行こう
広報えな 2024年12月号 岐阜県恵那市

市制20周年に合わせ新たにできた公園について特集。造成に尽力した人にもインタビューした。公園の整備検討会議に参加し、保護者として意見を出した委員は「遊具を置くだけで...
なく、子どもたちが遊びを創造できる公園にしたいと考えました」と振り返った。誌面には子どもたちが遊んでいる写真を用い、行ってみたくなる工夫もしている。「『記事を読んで初めて公園を訪れた』という動きも出てきており、公園づくりに携わった方からも『公園のことを知ってもらえて嬉しい』との声が届いています」(恵那市役所 総務課広報広聴係)DATA | |
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発行日 | 毎月1日 |
判型 | A4判 |
配布方法 | 全戸配布 |
制作体制 | 総務課広報広聴係4名 |
公園管理に携わる人々の思いを伝える
テーマ
座間×春~公園で。近づく春を感じる編~
広報ざま 2025年3月1日号 神奈川県座間市

市内3カ所の公園とその管理に活躍する管理団体にフォーカス。市内公園を所管している担当部署と連携し、意欲的に活動している団体に対して取材した。公園に季節の花を植える活動を続けている団体は「花壇の横を通る人から『きれいですね』と声をかけてもらうことが、やりがいになっています」とコメントしている。「公園についてあまり知らない方からも、具体的な公園のお問い合わせをいただくようになりました。市民の方に興味を持っていただくきっかけになったと思います」(座間市 総合政策部秘書広報課)。
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発行日 | 毎月1日 |
判型 | タブロイド判 |
配布方法 | 新聞折り込み、戸別配布、公共施設配架など |
制作体制 | 総合政策部秘書広報課職員5名 |