日本の工芸品「印伝」の製造を400年以上にわたり続けている印傳屋。コーポレートサイトのリニューアルと同時に公開した約1分間のブランドムービーは、同社の歴史や山梨の自然、職人の手技など、同社の思いが詰まった映像に仕上がった。
山梨県に拠点を置く印傳屋は2025年3月31日にコーポレートサイトをリニューアル。同時にブランドムービーも公開した。
現場の声を反映
「印伝」とは、鹿革に漆などで模様を施した工芸品のこと。同社では1582年の創業以来、400年以上にわたり印伝をつくってきた。
「長い歴史を持つ当社にとって、受け継がれる技術や製品に描かれる模様の由来、職人が抱く思いは大きなアイデンティティです。当社の歴史や山梨の風土、職人の技術といったバックストーリーを消費者の皆さまに知っていただきたいと考え、リニューアルに着手しました」と話すのは、印傳屋専務取締役の上原伊三男氏。
同時に、コーポレートサイトには課題があった。同社は2000年からコー...