課題や情報を共有し合い、一緒に市場をつくる TENTIALが考える記者と広報の新しい関係

公開日:2025年4月28日

    リカバリーウェア「BAKUNE」のヒットにより一躍注目を集めたTENTIAL。新興市場を切り拓いてきた同社は、メディアをはじめとするステークホルダーとどのように関係を築いてきたのか。自社の情報を発信するだけではない、コミュニケーションの心構えを聞いた。

    「健康に前向きな社会を創り、人類のポテンシャルを引き出す。」をミッションとして掲げるTENTIAL。

    2020年12月にクラウドファンディングで販売を開始したリカバリーウェア「BAKUNE(バクネ)」は累計で100万セット超の販売を記録。2025年2月には東証グロース市場への新規上場を果たすなどのニュースにより、メディアからも注目されている。

    情報を持つことが広報の武器

    現在はメディアからの取材依頼も多く集まるTENTIALだが、「BAKUNE」の発売前などは社名やブランドの認知度も高くなかったことから、露出獲得のためのメディアアプローチを積極的に行っていたという。

    「当時は月に6~7本プレスリリースを配信し、少なくても週に2件はメディアとのアポイントを入れることをルールにしていました。現在は、頻度は変わりましたが、メディアの方々と常日頃から連絡をとり、意見交換をしながら関係を築いていることは変わっていません」と、コーポレートコミュ...

    この先の内容は...

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