インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回はJR東日本ビルテックの社内報制作の裏側に迫ります。

JR東日本ビルテック
『BT TOPICS』

JR東日本の駅、鉄道の維持管理や駅ビルのマネジメントを行うJR東日本ビルテックの社内報が「BT TOPICS」。

「広い事業エリアに職場が点在しているので、情報・ノウハウ共有が希薄になることを避ける意味でも、社内報をコミュニケーション促進ツールと位置づけ、多くの社員に読んでもらえるものにしています」とその制作の事務局を担当する、同社コーポレート・コミュニケーショングループの西田えり氏は語る。

2024年1月号では、同社の育児と勤務の両立支援に関する特集を実施。育児中の社員や、育児と仕事の両立に興味のある社員が参加した懇談会の様子を伝えた。「子どもが小さいうちは平日昼間に電話があると『体調不良？』などとドキドキでした」「育休から復帰し、焦る自分に先輩が掛けてくれた言葉が励みになった」など社員の思いも報じる。「懇談会は人事部が立案し、社内報事務局ではその記事化を行いました。この特集を見たグループ会社から ...