リアルの価値が再認識される中、オフィスは企業にとってコミュニケーションツールとしての存在感を高めている。その戦略に迫った。
人々が集い議論を深める「JUNCTION-合流点」の入り口

エントランスの床はあえてカーペットを剝がしてスチールパネルをむき出しの状態に。「今後、人や台車が通り経年変化を楽しめるようにと考えました」と移転プロジェクトの実務を担った白鳥萌恵氏は話す。コンセプトである「JUNCTION-合流点」のイメージも表現している。

エントランスから執務室へと続く廊下の壁には企業ミッションである「運ぶを最適化する」のフォントと未来のロジスティクスをイメージしたビジュアルをプリント。すりガラスの壁を採用することで執務室とのつながりを...