システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

システムリニューアルに伴いログインIDのパスワードを再設定ください。

初めての危機管理広報 復旧作業で見つけた希望

  • 北浦 舜(ミスズライフ)

ミスズライフは能登工場の復旧作業において、厳しい環境の中で生き残ったぶなしめじの菌株を発見。「奇跡のぶなしめじ」として商品化しそのストーリーが報道されてきた。能登半島地震後の体験を筆者が振り返る。

2024年1月1日、未曾有の震災が発生しました。私たちミスズライフの能登工場もその影響を受け、生産停止を余儀なくされました。この状況の中で生まれたのが「奇跡のぶなしめじ」です。本連載では、震災発生直後にどのような対応をとったのか、そして初めての危機管理広報にどのように取り組んだのか、その後の工場復旧作業から「奇跡のぶなしめじ」の商品開発、販売までを振り返ります。

復興を象徴する商品

震災が発生した際、工場内は大きな被害を受け、生産が不可能な状況になりました。しかし、この状況下で奇跡的に生き残り、育ったぶなしめじがありました。このぶなしめじは、私たちにとって復興の象徴であり、多くの人々に希望を届けることとなりました。

震災直後、工場内の状況は混乱を極めていました。社員の安否確認、設備の点検、そして流通への影響の把握など、数多くの課題がある中、1日でも早い復旧を願い作業をしている最中に見つけた菌株(菌床)を…

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!