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進化する広報のこれから

害虫の専門家が広報担当に KINCHO広報室設立の背景に迫る

大日本除虫菊

害虫の専門家が広報担当に
「虫の困りごとならKINCHO」というイメージの定着を目指す

KINCHOブランドで知られる大日本除虫菊は、2024年9月に宣伝部内に新たに広報室を立ち上げ、2025年から本格的に始動した。

企業として初の広報室誕生

広報室新設の理由について、同室に所属する加原朋子氏は、企業ブランドをより積極的に発信する必要性を感じたことがきっかけであったと話す。

「当社では、創業者が明治時代から新聞に広告を出稿するなど宣伝に力を入れてきた一方で、広報専門の組織は存在していませんでした」と加原氏。しかし昨今、生活者に対して製品の品質や機能を伝えることに加えて、企業姿勢に関心を持ってもらうことが欠かせないと感じていたという。

「特に日用品業界は新製品を発売してもすぐにコモディティ化してしまう傾向があります。そのため、企業のポリシーを示し、そこに共感していただくことで生活者の方との関係を強固にしていき...

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この記事が含まれる特集

進化する広報のこれから

2025年4月、おかげさまで『広報会議』は創刊20周年を迎えました。この20年で、広報の手法や領域は大きく進化しています。ソーシャルメディアの浸透、SDGsへの関心の高まり、コロナ禍対応など、時代に応じて変化する要素がある一方で、対話を通じて信頼関係を構築していく広報の本質は変わりません。本特集では、広報の実務家や専門家が、その極意や心得を語っています。広報とは何かを改めて問い直し、社会や組織に求められる広報のあり方を考えるヒントとしてください。