インターナルコミュニケーションを活性化させ、事業の成長を後押しする役割を担う社内報。今回は尼崎信用金庫の庫内報制作の裏側に迫ります。
尼崎信用金庫『松風』(264号)

尼崎信用金庫の庫内報『松風』は、職員のエンゲージメントを高めるツールとして発行している。「多くの職員を掲載しており、職員同士のコミュニケーションツールになっています。また経営者メッセージを分かりやすく伝え『自分ごと』としてとらえて行動してほしい、という意図があります」と総合企画部広報グループの藤井史氏は語る。
職員一人ひとりをクローズアップするのが「私の仕事術」のコーナー。2024年1月号では一般職として入庫後、総合職に転じた伊丹支店のパーソナルコンサルタントが登場した。出勤前に金融メディアを必ずチェックし株価の動きに目星をつけて、顧客に説得力のある売買のアドバイスを送るようにしている。「優績者や表彰された職員のみでなく、縁の下の力持ち的に頑張っている職員にも登場してもらいます。そのため各部署から幅広く情報収集し人選します」と藤井氏。

多くの制作スタッフが…