敷居が高いイメージを一新する活動でオープンキャンパス動員数が大幅アップ

公開日:2023年11月24日

強化している広報ツール、広報体制などを各大学の広報担当者に直撃。研究機関としての魅力、SDGsや地域社会への貢献、動画を活用した入試広報など、大学広報の今に迫ります。

神戸女学院大学 DATA
創立年 1875年
学生数 2003名(2023年5月1日現在)
所在地 兵庫県西宮市岡田山
広報体制 5名(入試広報担当4名、大学広報担当1名)

神戸女学院大学は「歴史がある」、「上品」、「敷居が高い」などのイメージで語られることが多く、入学センター・広報室もそのイメージに沿って広報活動を展開していました。

このため、インパクト重視の広報展開を見せる大学が多い中、埋もれてしまっていたことは否めず、ブランド力調査の結果でも、知名度で近隣の女子大学に20ポイント以上の差をつけられていました。

2024年、約30年ぶりの新学部として「国際学部」と「心理学部」を設置することを機に、これまでのイメージを一新すべく、親しみやすさと受験生との距離感の近さを打ち出すことに主眼を置いた広報活動に取り組むことにしました。

“推し”ポイントは在学生の自信にも

新たな広報活動のテーマは「推せる大学」。在学生が自分の言葉で「(大学の)推しポイント」を受験生に語りかけるとともに、自撮り風の写真を用いて親近感を演出したウェブ広告を展開しています。…

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