温度感の伝わる「ブログ」で大学のファン増へ 職員間のコミュニケーションにも好影響

公開日:2023年7月19日

強化している広報ツール、広報体制などを各大学の広報担当者に直撃。研究機関としての魅力、SDGsや地域社会への貢献、動画を活用した入試広報など、大学広報の今に迫ります。

京都精華大学 DATA
創立年 1968年
学生数 4253人
所在地 京都市左京区岩倉木野町
広報体制 8人(営業活動5人、媒体制作2人、広告出稿2人、ウェブサイト・SNS運営3人、イベント企画・運営8人、プレスリリース・メディア対応2人、広報誌発行3人、作品コンペティション企画・運営2人)
※兼任あり

京都精華大学では、コロナ禍以降、オンライン授業が増え、サークル活動の機会も減少したことで、学内でのコミュニケーションの機会が減り、在学生や新任教職員が大学への愛着を持ちづらくなっている状況に直面していました。

広報グループでは、以前からTwitterの広報キャラクターアカウントを通じて、在学生や受験生向けに緩やかな情報発信は行っていたのですが、もっと大学を好きになってもらうための新規メディアとして、より長い文章や写真で大学の雰囲気を伝えようとブログを開設しました。インナーブランディングの強化を目的としていますが、受験生や、文化・表現に興味を持つ20~40代の一般の方が閲覧することも想定し、間接的な広報媒体として活用しています。

広報グループ職員の個人的な感想や考えを盛り込んだ温度のある記事は評判が良く、在学生や教職員から、声をかけられることも多いですね。取材した学生から「いつも読んでいるので...

この記事の続きを読むには定期購読にご登録ください

月額

1,000

円で約

3,000

記事が読み放題!