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企業価値を高める 文章作成

「なにこれ」特徴を凝縮!記者の目を引く見出しのつけ方

  • 田代 順

    POINT

    ❶ キーワードで「なにこれ」を想起させる

    ❷ 違和感の取り合わせで想像を掻き立てる

    ❸ 一列は13文字程度で収める

ニュースリリースの出来栄えは見出しに反映されます。思わず記者の目に留まる見出しを書きましょう。見出しの付け方について「見出しは“読者”を本文と引きつけ、いざなう看板、案内標識であるとともに、記事の勘所を前もって知らせ、本文を読み進めやすくする役割を果たす。」(共同通信社『記者ハンドブック第12版』)と記されています。この“読者”を“記者”に置き換えればニュースリリースの見出しにも同じことがいえますね。

今回は森永製菓の秀逸なニュースリリースの見出しを紹介します。見出しは3段に分けて同じ級数の文字で「構想3年!食感を守る“チョコの壁”登場」。構想3年は「開発に3年もかけた自信作」の12文字が4文字に凝縮されています。掴みは十分です。「構想〇年」は見習いたいワードですね。

次は「食感を守る“チョコの壁”」で、これは違和感の取り合わせの手法です。「食感を守る」が訴求したいワードで「チョコの壁」を組み合わせることで、どんな壁だろうと想像を掻き立てられます。意外な取り合わせのその先を覗いてみたいと...

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広報部門は日々、さまざまな文章を作成しています。リリース、ソーシャルメディア、統合報告書。ときには謝罪コメントもありますが、どれも企業からステークホルダーに語りかける、気持ちのこもったメッセージです。非対面のコミュニケーションが重視されるコロナ禍では、こうした広報における執筆スキルが、ますます問われています。どう書いたら「メディアが目を留めてくれるのか」「ファンが増えるのか」「思いが届くのか」。いざ文章を作成しようとすると、なかなか書き出せないこともあります。そんな時は、本特集で紹介している、広報シーンに合わせた「書き方のポイント」や「事例」を眺めてみてください。書き出す糸口が見つかるはずです。あえて文章を書かずに、ビジュアルでうまく伝えている例にも注目です。