オウンドメディアを運用することで、実際どのような効果が出ているのか。調査の回答企業4社に、立ち上げの経緯や、その後の変化、運用における工夫を聞いた。
「シニアタイムズ」
(シニアジョブ)
コロナ下でメディアへのアクションが取りづらくなった時期にオウンドメディア立ち上げを計画。代表の考えや、当社独自のシニア転職のノウハウ、法改正の情報などのコンテンツを掲載。結果として、メディア取材前に参照されたり、寄稿の依頼につながった。
当社はシニアに特化した人材紹介会社であるが、メディア取材時の「画」になるものがないのが課題だった。シニア採用企業へのメディアの注目度は高いものの、企業側は必ずしもシニア採用実績をオープンにしたがらず、シニア人材自身も取材を受けたがらないため対応可能な取材先が慢性的に不足していたところに注目。
あらかじめオウンドメディアでシニア採用企業やシニア人材を取材し、メディアの取材依頼時にも協力を願い出ることで取材先としてストックし、取材先や映像提供元としてスムーズな協力を得ることに成功した。SEOメディアとして検索順位向上にも成果を上げている。

メディア露出UP!
「W(ダブリュー)」
(プロトソリューション)
働く女性・ママが気になる社会制度・仕組みについて紹介している。ある子育て関連の記事で「児童福祉法改正」関連ワードで上位に入ったことで、認知が拡大...