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アメリカ大統領選挙と2020年の空気感

公開日:2021年1月27日

  • 佐野幸恵(筑波大学)

数値から社会現象を読み解く、社会経済物理。客観的なデータから浮かび上がる社会の雰囲気は、広報戦略を練る上でのヒントを与えてくれます。

2020年11月のアメリカ大統領選は、ネットやテレビを通じて大きく報道され、ソーシャルメディア上でも多様な意見が行き交いました。特にTwitterではトランプ前大統領が頻繁に使っていることもあり、議論が活発でした。

感情が両極に振れた日

Twitterから毎日約5000万ツイートを収集し、書き込まれた単語から世の中の幸福度を集計している、サイトHedonometer()によると、投票日には、幸福度は大きく低下しました。これはfraud(詐欺)、stop(やめろ)、steal(盗み)、fight(戦う)といったネガティブな単語の増加に起因します。トランプ前大統領の支持者らが、票が正しくカウントされていないなどと訴え、集計所に押しかけたニュースも報道されていました。

*https://hedonometer.org/
大統領選に関する詳細はHedonometerのTwitterアカウント(@hedonometer)でも紹介されています。興味がある方はご覧になってみてください。

しかし11月7日、主要メディアがバイデン氏の勝利確実を報道すると、幸福度は大きく上昇。これは...

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