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広報担当者のための写真撮影 心構えとテクニック

公開日:2020年9月10日

  • 善本喜一郎(写真家)

会社の魅力を伝えるオウンドメディアに欠かせないのが写真。社員の顔写真や記者会見の様子を撮影するなど、広報担当者自らが写真を撮る際に、覚えておきたい5つのポイントとは?

撮影前に、誰にどんな印象を与えたい写真なのか、明確にして撮影し、写真をセレクトしましょう。手紙を書くとき、読む人を意識するのと同じです。

01 誰に何をどう伝えたいか

代表者のポートレート写真を例に考えてみます。社内コミュニケーション用の写真に、在宅中の代表者の写真を使えば「リモートワーク中も私たちと同じようにがんばっている」とプラスに働くかもしれません。しかし投資家向けに同じ写真を使えるでしょうか?

新卒採用向けの写真なら、学生に近い年齢の人に写真を選んでもらうのが最も良い方法。同じ写真でも見る人によって受けとる印象は異なるからです(役員一同が選んではいけません)。

選挙のとき、男性の支持層が厚い候補者が、女性から受けのいい表情の写真をポスターに使って票を集める戦略をとるのと同じと考えてみてください。「クールビズの際の撮影でネクタイを締めたほうがいいのか」などと悩んだときは、「誰にどんな印象を与えたい写真なのか」に立ち戻って判断します。

また広報担当者が、「こういう表情は評判がいいですよ」と社長に写真を見せておくと、撮影時の不安が和らぎます。シリアスから柔らかい表情まで撮影して、どのあたりがいいかマッピングして見せるのも効果的です。

ここまでの話は、代表者のポートレートに限った話ではありません。例えば、ディーラーの営業パーソンを撮影して、見た人が「相談したくなる」ような写真にしたいなら、普段ショールームでお客さんと話しているときのような表情を出してもらえばいいわけです。

02 加工のしすぎに注意

写真の印象は...

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