社員が記事を執筆し 月間100件の見積り依頼

公開日:2020年8月17日

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自前の情報発信拠点として多くの企業・団体が注目するオウンドメディア。戦略の立て方や効果測定の方法、制作のコツを探ります。

DATA
URL https://reform-journal.jp/
開設 2015年10月
所属部署(うち担当者数) 企画開発部(2人)
編集長 猪口正弘氏(企画開発部 部長)
コンセプト 塗装とリフォームに関する正しく分かりやすい情報を発信する。
編集体制 関わるのは約20人。営業、企画開発部の社員15人が記者となりリサーチ、執筆。グループ会社の技術開発本部に技術監修(校閲)を依頼。
更新頻度 編集会議は週1回。月3~4本の記事を公開している。

住宅塗装のサービス本部を運営するプロタイムズ・ジャパンは、2015年10月にリフォーム業界の情報を正しく・分かりやすく伝えるオウンドメディア「リフォームジャーナル」を立ち上げた。編集・執筆のすべてを社員が行う内製化方式で高い成果を上げている。

正しいリフォーム情報を提供

立ち上げのきっかけはデジタル施策を行う上で感じた危機感だ。「2014年ごろ、リスティング広告をはじめとするデジタル広告を展開していったのですが、次第にCPRが高くなり費用対効果が悪くなってきました。そこで、正しいリフォーム・塗装業者の選び方を啓もうし、業界のネガティブイメージを払拭したいと考えました」と企画開発部部長の猪口正弘氏。

そのころ、海外のオウンドメディアの成功事例を知った同氏は、業界に先駆けてオウンドメディアを立ち上げることを模索した。ブランディングや正しい情報の啓もうを目的とし、広告費を最低限に抑えて集客しようと考えたのだ。

ターゲットは50~60代の戸建て住宅に住む施主。新築から10年以上が経ち、自宅の塗装に課題を感じるユーザーを対象とした。とはいえ、塗装業界は非常にニッチなジャンル。読者を獲得するため、立ち上げ当初はDIYや外壁のカラーコーディネートなど、親しみやすいコンテンツを充実させた。

編集会議で記事の質をアップ

企画・執筆は営業...

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