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ゼミとラボの連携で企業の課題解決に参画

公開日:2020年1月29日

メディア研究などを行っている大学のゼミを訪問するこのコーナー。今回は青山学院大学の井口典夫ゼミにお邪魔しました。

クリエイティブラボのプロジェクトは実際に企業の担当者と企画を練るところから始まる。

DATA
設立 1994年(経営学部時含む)
学生数 2年生30人、3年生30人、4年生15人
OB/OGの主な就職先 電通、博報堂、日本放送協会(NHK)、テレビ朝日、東映、東急、東京海上ホールディングス

青山学院大学では2008年4月、総合文化政策学部を新設した。最新の情報と流行が集まる青山エリアの強みを活かし、「文化創造のできる能力」を備えた人材を育成することをミッションにしている。学部には21のゼミがあるが、中でも学部の企画・設立メンバーのひとりである井口典夫教授が開講するゼミには毎年、学部生の5人に1人がエントリーしている。

「ゼミでは“就活を成功させる”という目標のもと、キャリア教育、プレゼンテーション、ディスカッション、OB・OGとの交流会などを行っています。ひとつのコミュニティとして確立しており、興味の幅を広げたり、逆に深掘りできたりする場になっています」とゼミに所属する学生は語る。

企業のイベント運営などを経験

この学部で特徴的なのは“ラボ”と呼ばれる実践演習だ。学生はゼミとは別に、自分の興味に合わせたラボを選択できる。井口教授が担当するラボは「クリエイティブ」「メディア」など3種類あり、より現場に近い経験を積むことができる。

「クリエイティブラボ」は、渋谷・青山エリアでのイベントやプロジェクトを企業と一緒に推進していくというもの。「企業がラボに依頼するのは学生用に用意した企画や課題ではなく、実際に抱えている課題の解決です。どの企業も顧客獲得など次世代へのアウトリーチは大きな課題となっており、学生の若い感性を重視する声は日増しに高まっています」と井口教授 …

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