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デジタル×オフラインで「ついシェアしたくなる」を刺激する方法

公開日:2019年11月12日

オンラインの情報流通構造が複雑化し、広報の手法も変化しています。デジタルPRの基本と戦略に活かすヒントを専門家がお届けします。

    今回のポイント

    (1)オフラインの体験価値をPRに活用する

    (2)映える画に加えて「ひと手間」を用意

    (3)ARエフェクトサービスなどにも注目

「5G」時代の到来に象徴されるように、よりリッチな表現のデジタルデータの取得や発信が可能となっています。Instagramの勢いも衰えることなく、ビジュアルコミュニケーションの進化は企業から発信するPRコンテンツのあり方も変化させています。

その代表格として挙げられるのが、ポップアップショップの増加です。一定の期間内に限定して、オフラインの空間でブランドやプロダクトの世界観を体験できる手法として浸透しています。その勢いはリリース配信サービス「PR TIMES」上のデータからも明らかです。2016年から2018年にかけて配信された「ポップアップショップ」関連のリリースの本数を見ると、2016年78本、2017年153本、2018年266本と2年間で配信本数が約3.4倍に伸びていることが分かります。

ストーリーズや配信と親和性

デジタルの世界でリッチな表現が可能になればなるほど、オフラインの体験価値も高まっていくというのは興味深い動きです。こうした場が増えるとともに、ハッシュタグを使って拡散、誘導する機会も増加しています。これにより、さらにデジタルの世界でもブランドの存在感が増していくというオンライン・オフラインを超えた循環が生まれているのです。

最近では、4月に東京・原宿にオープンしたコンセプトストア「ティファニー@キャットストリート」がマスメディアでもネット上でも話題となりました。ポップアップストアの設置期間は数日から数週間のケースが多いですが、本件は約3年にわたり展開される予定となっています。

このほか、8月にはカネボウ化粧品のブランド「ルナソル」が東京・表参道にて一般向けに秋の新商品体験イベントを開催しています。ファッションショーやトークセッション、メイクアップブース、フォトブースなど参加型コンテンツによって、フォトジェニックかつムービージェニックな空間をつくり出していました。結果、1日限定でオープンした空間でしたが、想定を超える来場者で賑わいました …

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