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デジタルと紙の編集部が統合 2軸の情報をバランス良く展開

公開日:2019年10月02日

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

『週刊ダイヤモンド』編集部DATA

  • 創刊:1913年5月
  • 製作体制:編集部員は約50人。編集チーム、デジタルチーム、記者チームに分かれる。紙とウェブ双方に出稿する記者チームは、インダストリー班、ファイナンス班、リテール班、インフラ班の主な4班と、グローバル班、データ分析担当、テクノロジー担当から構成される。
  • ビジネス週刊誌『週刊ダイヤモンド』は、1913年に発行元であるダイヤモンド社の設立とともに創刊。2019年4月には、週刊ダイヤモンド編集部がダイヤモンド・オンライン編集部と統合して「ダイヤモンド編集部」となり、編集長に山口圭介氏が就任した。6月末からは、オンラインの有料サブスクリプションサービス「ダイヤモンド・プレミアム」もスタートしている。

    読者はチェンジリーダー層

    ダイヤモンド編集部は、忙しいビジネスパーソンに最強の学びの場を提供することを目指している。企業・産業の深掘り情報を"縦軸"、そして決算書やロジカルシンキングのようなビジネスパーソンがビジネススキルを学べる情報を"横軸"とし、両者を交互に組みあわせて展開している。

    ターゲットは、年齢や役職にかかわらず、新規事業やデジタルの改革、海外との提携、投資判断など組織内で変革を託された「チェンジリーダー層」を想定。属性ではなく体験状況の類似性で括っていることが特徴だ。実際の読者層は、特集によっても異なるが30~50代が中心で、ビジネススキル系の特集では30~40代、企業・産業系の特集では40~50代、相続などの特集では60代以上の読者も多いという。

    山口氏の目指すメディアはビジネスパーソンにとって本当に意義のあるメディア。「自分に関連する業界の情報は誰もが知りたがるので、しっかりと深堀りし、さらにビジネススキルを向上させるコンテンツも合わせて提供することで、本当の意義が生まれるのではないでしょうか」と語る。

    3チーム体制で相互連携

    編集部は、編集チーム・記者チーム・デジタルチームの3チームで構成される。『週刊ダイヤモンド』の誌面を中心に担当するのが編集チームで、ビジネススキル系、教育や相続などのライフスタイル系、資産運用などのマネー系のテーマを軸に取材している。誌面とウェブの融合についても大きな役割を担っている。

    一方...

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