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3編集部制の新生バズフィード ニュース部門は「1.5報」で勝負

報道対応を担当するPRパーソンにとって、気になるのがメディアの裏側。企業取材のスタンスや、プロデューサーや編集長の考えに迫ります。

「BuzzFeed Japan」編集部DATA

  • 開設:2016年1月
  • 製作体制:ニュースチームが10人、オリジナルチームが25人、動画チームが22人。男女比率はほぼ半々となっている。
  • 「BuzzFeed Japan」は、2006年に米国でスタートしたインターネットメディア「BuzzFeed」の日本版として、2016年1月に開設。日本版の創刊当初はニュースの配信から始め、新たな記者が入社すると同時に得意分野を広げてきた。読者の中心は10代後半から30代の男女である。

    2019年5月には創刊編集長の古田大輔氏が退任し、6月に組織変更を発表。主に時事ニュースを扱う「ニュース」(小林明子 ニュースチーム編集長)、エンタメなどニュース以外のコンテンツを扱う「オリジナル」(伊藤大地 オリジナル編集長)、料理動画メディアなどを運営する「動画」(福原伸治 動画統括部長)の3つを組織として独立させ、新たなスタートを切った。

    狙うのはスピーディーな1.5報

    コンセプトは「世の中にポジティブなインパクトを与える」。これを制作するコンテンツの特性に応じて解釈しており、ニュースの場合は「社会を前向きに変える」「人の役に立つ」コンテンツを、エンタメの場合は「楽しい」「笑える」「試してみたい」コンテンツの制作をミッションとしている。

    ニュース記事の編集方針について、ニュースチーム編集長の小林明子氏は「大手メディア出身の記者もいるけれど、テレビや新聞と同じやり方をしても埋もれてしまう。あえて差別化したニュースを発信したいと考えています」と話す。

    「BuzzFeed Japan」の記者はクラブに加盟していないため、狙うのは第一報ではなく、「1.5報」だ。大手メディアの第一報を確認しながらすぐに深掘り取材をしている。その際、TwitterなどSNSなどでリサーチをかけて読者のニーズを探るのも重要な作業だ。

    重視するのは...

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