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社会に広がるPRの力2019

広報活動が難しいタクシー業界 Twitter連動ツアーを実現するまで

タクシー事業などを手がけるエムケイ(京都市)は2015年、Twitterの本格運用を開始。ひねりのある投稿や細やかな対応で話題となり、4万人以上のフォロワーを集めている。広報活動が難しいとされてきたタクシー業界で、Twitterを活用する意義を"中の人"が語る。

京都府立植物園で満開の桜を撮影する今井氏。撮影に使うカメラはソニー「α6300」とオリンパス「E-M10 MarkⅢ」。天気や被写体によって使い分けていて、その割合はソニー:オリンパス=7:3くらい。

photo/中村光明

MKグループ 広報体制
広報担当 4人(うちTwitter担当は1人)
業務範囲 メディアリレーション、ウェブ・SNS運用、グループ8社のパンフレット制作、広報紙『MK新聞』の制作、スマホアプリ「MK Portal」の企画
目的 MKグループの認知向上

「いきなりですけど、こういう手元の写真好きな方どれくらいいらっしゃいます?需要あれば、意識して撮影していこうかと。」。

2018年2月、白い手袋を付けたタクシー運転手がハンドルを握る写真とともに投稿されたこのツイート(❷)は、3万6000件以上の「いいね」が付く大反響。複数のネットメディアから取材依頼が来るほど話題になった。

こうしたフォロワーに寄り添ったツイートで人気を集めているのが、京都市に本社を構え、全国でタクシー事業などを手がけるMKグループ。大手メーカーを中心に企業アカウントが盛り上がりをみせるTwitterで、年々存在感を強めている。

その"中の人"は経営企画部 ブランド戦略室 副主任の今井菜月氏。「タクシー会社だけにおじさんかと思われがちなのですが、実は20代女性です」。2016年3月から一任され、約3年間でフォロワー数1600人から4万人以上のアカウントに育て上げた…

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広報とは社会との合意形成を担う仕事です。近年は適時開示が求められる上場企業のみならず、中小規模の企業や団体、学校法人や医療法人、NPO・NGOなどにも広報の活動は広がっています。今ではあらゆる組織体に、広報の力は欠かせません。平成から、「令和」へ。ますます広がるPRの力を駆使し、独自のフィールドで社会課題を解決したり、社会との接点を広げたりと活躍しているキーパーソンへのインタビューをお届けします。