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ヘンリー・フォード──週刊誌を買収、自社メディアとして活用したクルマ王

公開日:2019年5月06日

北米で19世紀後半以降に活躍し、現代広報PRの歴史的発展に貢献した偉人の功績を紐解きます。

    週刊誌を買収し、
    オウンドメディアとして活用したクルマ王
    ヘンリー・フォード

    ヘンリー・フォード
    Henry Ford
    (1863-1947)
    Bachrach/ゲッティイメージズ

    ◆ 自動車の大量生産や低価格化、FC方式の販売を導入
    ◆ T型フォード車発売で新聞広告を活用
    ◆ メディアを買収し広報誌として発行、販売店に設置した

ヘンリー・フォードは、自身が自動車を発明したわけではありませんが、ベルトコンベア方式の組み立て生産システムの導入と実用化に成功し、自動車の大量生産とその低価格化を実現しました。1908年に発売された「T型フォード」は、1927年の生産中止まで、20年間で1500万台以上生産されました。

また、彼はフランチャイズ式の販売網をつくり、国内どこでも買える体制を確立しました。20世紀初めのアメリカは、電気・ガス・通信・鉄道・道路といった生活基盤(ネットワーク)が整備され、世界に先駆けて大衆消費社会を実現しましたが、自動車はその象徴のひとつでした …

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