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社員の苦労話や失敗談をオープンに 採用応募や取材依頼も増加

公開日:2019年4月14日

人気菓子ブランドをもつBAKEは2015年に「THE BAKE MAGAZINE」を開設した。社内外の話題をプロが編集した“読ませる”記事として継続的に発信し、採用やメディア露出、インターナルブランディングにつなげている。

「BAKE CHEESE TART」や「PRESS BUTTER SAND」など8つの菓子ブランドを展開するBAKE。2013年の創業後、次々にブランドを立ち上げ急成長してきた。それに伴い従業員が数人から数十人規模に急増する中、組織としての一体感を維持していくためにコーポレートブランディングの必要性を感じるようになった。

そこで、ミッション・ビジョン・バリューを再構築。2015年5月には、それらに基づいた取り組みを発信していくためのオウンドメディア「THE BAKE MAGAZINE」を立ち上げた。広報室 室長の北村萌氏は「パブリシティでは、商品や店舗に関する基本的な情報しか伝えられない場合が多い。オウンドメディアであれば、商品の背景にある"想い"まで発信でき、企業姿勢に共感していただける」と話す。

開設当時から編集長を務めるのが、元「CINRA」広報でSNS上での知名度が高い塩谷舞氏。立ち上げ当初は、週の半分ほどBAKEの仕事に携わり、コンテンツ制作の方針や細かな指標の設定から執筆までを行っていた。初投稿の記事が2万PV、初月に7万PVを獲得したのも塩谷氏の拡散力によるものが大きい。この勢いがあったため、瞬く間に軌道に乗った。

塩谷氏は2018年に米国に移住したためアドバイザーのような立ち位置となり、現在は名和実咲氏(メディア・イベントチーム)が企画から執筆までを行っている。名和氏は、2015年9月にスタートしたスイーツ専門メディア「CAKE.TOKYO」の企画も担当し、チームメンバーとともにSNSの運用も担うインハウスエディターの要だ。

DATA
開設 2015年5月
所管部署(うち担当者数) メディア・イベントチーム(2人)
編集長 塩谷舞氏
コンセプト お菓子を、進化させる
編集体制 すべてインハウスで制作。
更新頻度 2~3本/月

生産者の話を積極的に発信

「THE BAKE MAGAZINE」の更新頻度は月に2本程度。定量的な評価が難しいコーポレートブランディングを目的としているため、PV数などのKPIはあえて設定をしていない …

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