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「遊びの魅力」を伝える アソビューのPR戦略

公開日:2019年3月28日

成長企業の社長たちが"今気になる社長"に挑戦状を突き付ける!急成長の裏に潜むPR戦略の秘密は、果たして明かされるのか……?

photo/樋木雅美、杉能信介

    Q.メディアに出る際に意識していることは

    コト消費や地方創生、訪日観光客の増加といった旅行産業の盛り上がりから注目されているアソビュー。会社設立当初から多くのメディアに取り上げられている印象がありますが、何か戦略的にPRを行っていたのでしょうか。また、山野さんは記者発表の際にアウトドアウェアで登場することもありますが、記者やメディアの前に立つ際に意識していることなども教えていただきたいです。

    (アグリホールディングス 取締役COO/最高執行責任者 岩崎 亘氏)

    A.「遊びの魅力を伝える」というミッションを第一に考えています

    (アソビュー 代表取締役 山野智久氏)

岩崎さんとは同い年で、私が代表理事を務める一般社団法人「熱意ある地方創生ベンチャー連合」の仲間でもあります。

アソビューは全国の遊びや体験の予約ができるプラットフォームや、非日常な体験を贈るサービス「asoview! GIFT」を運営しています。近年、訪日観光客の増加やコト消費への注目が高まっていることもあり、2014年あたりから比較的多くのメディアに取り上げていただいています。

大きな転機になったのは2015年です。JTBとの資本業務提携を発表したことで、IT業界の専門メディアだけでなく幅広いメディアに取り上げられるようになりました。

専任広報を解体し一気通貫に

ご質問いただいたPR戦略についてですが、当社の広報体制は少し変わっています。会社設立当初は専任広報を設けていたのですが、実は一度それを解体し、2017年7月から2018年6月までの1年間は積極的なメディア露出を控えていました。

成長期のフェーズだった当時、私のミッションは何よりもまず「事業の成長」にコミットすることでした。メディアとのコミュニケーションはもちろん大切ですが、時間的なコストも大きい。さらに露出したからといって、すぐに利用者数が増えるというわけでもないので、定量的な成果が見えづらいんです。経営者として、今は限られた時間を事業成長のために使おうという判断でした …

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