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自治体の担当者必見!広報素材に活用しやすい記録写真の撮り方

日本全国で「自治体PR戦国時代」を迎えている現在。広報の基本と戦略に活かすヒントをこの分野の専門家がお届けします。

    今回のポイント

    (1)写真にストーリーを盛り込む

    (2)個人が特定できないよう角度に留意

    (3)フォトセッションはカメラ写りを意識して準備

前回は、メディアへの情報提供ツールのひとつであるプレスリリース(報道資料)について説明しました。書き方や内容に関して、大切にしたいポイントをお伝えしましたが、内容とあわせて重要な要素となってくるのが、プレスリリースに載せる写真です。写真を添えることで、文字情報だけでは伝わりづらい、具体的なイメージがわくようになります。

皆さんの日常的な業務の中には、イベントや式典などで記録写真を撮る機会があると思いますが、このような記録写真も、広報活動においては意外と重要です。図1の通り、プレスリリースに限らず、記録写真を広報素材として活用するケースはいくつかあります。そこで今回は、PRの視点から、記録写真を撮る上でのポイントを2つお伝えします。

図1 記録写真の考え方

伝えたいストーリーを意識

ひとつ目のポイントは、「伝えたい内容やストーリーを盛り込む」です。写真(A)は、佐賀県が2014年に開催した「ロマンシング 佐賀 LOUNGE」というイベントの写真です。佐賀県とスクウェア・エニックスの人気ゲーム「サガ」シリーズがコラボしたイベントとあって、県が情報発信のターゲットとしている、首都圏に住む30代の女性をはじめ、多くの来場者が訪れました。

写真(A) 広報素材として活用しやすい写真
●イラストが描かれた大皿などを展示しているイベントである
●来場者で賑わっている
●若い女性客が来場している
●来場者がスマートフォンで撮影している

このときに伝えたいのは、イベント自体の内容はもちろん、「4日間で約7000人来場」という賑わいぶり、特にターゲットとしていた女性客が多かったことでした ...

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