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通巻100号記念企画「広報の仕事に必要なこと」

広報のプロが語る「この仕事の醍醐味、やりがいとは?」(4)

広報というと、メディアに接する華やかな仕事などと思われがち。ところが長く現場を知るベテランは、酸いも甘いも知っている。それでもやっぱり、この仕事を続けてきたのは理由がある。

Q.1
近年、最も広報の力を実感したエピソード、仕事の醍醐味や面白さ、やりがいを感じた経験は?

    自社のブランド認知向上で変化 「社会を楽しく」の醍醐味も

    オークローンマーケティング
    ショップジャパン広報部 部長
    板野可奈子

    人気番組や経済紙一面で取り上げられる機会が増え、当社のブランド認知度は20%以上あがった。認知いただくお客さまが増え、入社を希望される方がいらしたり社員のモチベーションが向上したりと間接的な効果を目の当たりにして、改めて広報のやりがいを感じた。経営層もより社会に当社らしさを伝えていこう、という意識が高まったと感じる。例えばダイバーシティ推進企業として、新しい働き方や制度をより積極的に取り入れる姿勢が顕著になった。「認知」の先にある、社会を楽しくできる一員にもなりうることに醍醐味を感じる。

    リオ五輪で学生が大活躍 パブリックビューイングで応援

    東洋大学
    総務部 広報課 課長
    榊原康貴

    2016年のリオ五輪、大学内でのパブリックビューイング。地球の裏側へ向けた割れんばかりの応援の中で、金メダリスト(競泳:萩野公介)や、400mリレーでの銀メダリスト(短距離:桐生祥秀)が誕生する場面に立ち会えたこと。応援することの意義や会場を盛り上げる広報のやりがいを感じ、鳥肌が立ちました。

    多くのステークホルダーと接し広く世間に広がる醍醐味

    シスメックス
    コーポレートコミュニケーション本部長
    兼 IR・広報部長
    岡田紀子

    広報は、メディアはもちろんのこと、多くのステークホルダーと接することができる仕事です。企業が発信した情報がメディアを通じ、広く世間に拡がる醍醐味があります。また、会社見学会やイベントへの参加を通じ、ステークホルダーと直接コミュニケーションを取ることができます。「これからも私たちの健康のために頑張ってね」「良い会社だね。応援しているよ」などと笑顔でメッセージをいただくと ...

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この記事が含まれる特集

通巻100号記念企画「広報の仕事に必要なこと」

2009年に月刊『広報会議』が誕生してから、今号で通巻100号を迎えます。
この8年、新たな概念・手法が多数登場しましたが、常に変わらないこともあります。

では今、社会においてどのような広報活動が求められているのでしょうか。
今回は100号記念企画として、50人のプロフェッショナルにその答えをうかがいました。

もちろん、答えは企業の数だけあります。
ぜひ日々の活動の指針づくりのヒントに、活用していただければと思います。