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アルペンがデザイナーフロアを刷新 発想力を刺激する共創のオフィス空間

公開日:2016年8月24日

1980年代、スキーブームに沸いた日本で市場を一気に拡大したアルペン。現在は「IGNIO」「TIGORA」などのプライベートブランドの展開に注力し、2015年7月にはデザイナーフロアを新設して革新を続けている。

打ち合わせフロアの床は執務フロアよりも一段高い。天井を黒く塗ったことで、頭を切り替えてミーティングができるようにした

数々のオフィスが立ち並ぶ名古屋・丸の内。地上25階の「アルペン丸の内タワー」は中でもひときわ目立つ存在だ。1階のエントランスにはアルペンのCMソングを1993年から手掛けてきた歌手、広瀬香美さんのサイン入りピアノが展示されている。さらに、2階には同社が運営する会員制スポーツジムがあり、社内外の人が汗を流している。

1980年代、スキーブームに沸いた日本で知名度を獲得した同社。1985年から現在に至るまでスポーツ専門店売上高ランキング1位を獲得している。現在は市場環境の変化に応じてゴルフやフィットネスなど、スキー以外の分野にも進出する。

近年、特に注力しているのがプライベートブランドの拡充だ。2015年7月にはそれまで各カテゴリーで分散していたアパレルデザイナーをひとつにまとめた「デザイン企画部」を設立し、デザイナーフロアを新設。デザイン企画部長の佐藤吉伸氏は「デザイナー32人を1拠点に集めることで、刺激し合い、製品をダイナミックにつくることを目指しています」と語る。理念は、「デザインは創造的に問題を解決することである」。フロアデザインも同様に、デザイナーならではの問題に向き合った設計が随所に見られる。例えば、柱にブラックボードを巻いてメモができるようにするなど ...

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