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SNSの集合知を活用 旅好きフォロワーの投票ランキングから新商品開発も

公開日:2016年6月26日

自社で運営するFacebookページなどのファンを対象とした調査をコンテンツ化した例。独自のランキングデータをもとに、新たな商品の開発・販売にもつながっています。

エイチ・アイ・エスでは2015年2月から、SNSの公式アカウントのファンによる投票で旅行にまつわる調査を実施し、人気の観光スポットなどのランキング形式のリリースを配信している。最近のリリース例としては「いつか世界遺産になる前に! 行ってみたい世界の絶景ランキング」(4月)、「本場で食べたい! 世界のスイーツランキング発表」(3月)などがあり、平均して月に2~3本のペースで発信してきた。導入から1年以上が経ち、ウェブメディアやテレビ番組で紹介されるケースも増えている。

特にテレビの場合、情報番組でストレートニュースとして取り上げられることもあれば、旅番組でデータとして引用されることもあり、ランキング情報とテレビの親和性は高い。穴場の旅行先が上位にランクインすることもあり、社内で新たな旅行商品開発につながるなど相乗効果も生まれている。

SNS運営を統括する丹下陽一郎氏(本社営業戦略室コーポレートコミュニケーショングループ・チームリーダー)によると、同社が運営するTwitterのフォロワーやFacebookページのファンの総計は約100万人。ハワイ・台湾など海外の人気観光地ごとに公式のFacebookページを持っており、その数は78エリアにも及ぶ。

(ポイント1)「それぞれのエリアに愛着を持つコアなファンがついている。調査内容にもよるが毎回のリサーチで数千~数万の投票が集まる」といい、ネット調査に比べサンプル数が圧倒的に多い。各エリアに精通したフォロワーが自分たちのお気に入りの場所を推薦し、投票を行うという仕組みも強みとなっている。これによりメディアが思わず注目したくなる …

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