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デザイン都市の名にふさわしい 常識を覆す画期的な神戸市のサイト

公開日:2016年5月16日

2008年、ユネスコ創造都市ネットワークの「デザイン都市」として認定された神戸市が2016年2月、市のサイトをリニューアルした。その名にふさわしく、自治体として革新的な取り組みが注目されている。

神戸市
http://www.city.kobe.lg.jp/

Site Data
リニューアル時期 2016年2月1日
対応言語 日本語・英語・中国語・韓国語・フランス語・スペイン語・ポルトガル語・ベトナム語
管轄する部署 市長室広報課
更新体制 リニューアルは2人の広報課職員を中心に実施。公開後はトップページ画像の選定のために週に1度、課内の若手職員がミーティングを行う。このほか、関連ワード登録や検索ワードとページの紐付けなど、さらなる検索機能の向上を目指して継続的に取り組んでいる。

神戸市が2月に公開した新サイトのデザインが「斬新」と話題になっている。神戸という街を強く印象付けるトップページは、思い切って検索機能に絞り込んだ(1)。その自治体らしからぬ仕様がYahoo!ニュースに取り上げられ、アクセス数は従来の約5倍に。「デザインに注目が集まっていますが、リニューアル以降も検索機能自体の精度の向上にも努めています」と市長室広報課の南部法行氏は話す。

サイトリニューアル案を公募するにあたり、まず課題として挙げられたのは「自治体が持つ膨大な情報量の中から、届けるべき人へいかに的確に情報を届けるか」ということ。もうひとつは阪神・淡路大震災から20年の節目を迎え、未来へ向かって動き出す市の情報を発信することだった。

一連の目的を仕様書に盛り込み公募したところ、目をひいたのが神戸を象徴する街の写真を背景に、検索ボックスを大きく配置した現在のトップページのアイデアだった。「Googleカスタム検索では、入力されたキーワードに対して検索結果の上位表示を管理者側で設定できます。閲覧状況などの解析データをもとに独自にカスタマイズできるので、市民が本当に欲しい情報が出せます」と南部氏は狙いを説明する。

例えば「移住」というキーワードが検索された際に表示される上位2ページは ...

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