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大学における効果測定 「広報の数値化」という課題

公開日:2016年3月06日

  • 榊原康貴(東洋大学 総務部広報課 課長)

800近くある国公私立大学が受験生や資金を求めて競争する教育現場。スポーツ選手を多く輩出する東洋大学で広報を務める榊原康貴氏が、現場の課題や危機管理などの広報のポイントを解説します。

東洋大学では、毎月のメディアへの露出状況を理事会で報告。記事・取材の傾向やメディアの論調なども分析し、意思決定層への情報共有を行っている。

3月という時期は、大学では卒業と入学を迎える、「繁忙期」の真っ只中。年度末が近いこともあり、予算の執行状況や新年度に向けた制作物など、どこも慌ただしくなってきたのではないでしょうか。

さて、今回は広報と広告、それらの評価について書きたいと思います。ご存知のように広告には出稿料がかかり、時に莫大な投資が必要です。一方、広報は経費というよりも担当者の手間暇や熱意が必要で、その活動にどの程度価値があったのかを知るためには、「広報の数値化」が重要になります。加えて、効果的な広報活動ができているのか、組織内で状況を共有する必要もあるでしょう。

学校法人東洋大学の設置校は東洋大学以外にも附属中高、幼稚園があり、地域性や学校種によって社会との接点も変われば、広告の打ち出し方も変わります。広報の目的は文字のごとく、広く世間とつながりを持つということで、いわゆる広告と字面は似ていますが異なります。広報と広告を切り分けるのでなく …

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