星野佳路社長のプレゼンを分析「説得力のある低い声、小気味良いリズム感」

公開日:2016年2月01日

  • 永井千佳(エグゼクティブ・スピーチ・コンサルタント)

経営者やPRパーソンの「プレゼン力」を診断するコーナー。声・表情・身振り・ファッションといった視点から毎号、分析します。

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話し上手も慌ただしい展開に

星野社長は話しが上手い。2016年に開業予定という「星のやバリ」の進捗の遅れを、工事中の写真を見せつつ「確かに遅れてはいるけれども後退はしていない。それを説得力を持って言わなくてはならないのが辛いところなんですが……」と、ユーモアを交えて切り抜ける言葉選びのセンスも良い。

優れたコンテンツと明確なメッセージ。強いパッション。天性と思われる話のリズム感。しかし何かが足りない。それは聴衆とのコミュニケーションだ。それでも、たまに聴衆と合う目線は、相手を一瞬で引き込むほどのパワーを放つ。聴衆とのアイコンタクトを意識するだけでも、日本のトッププレゼンターになる潜在力を持っている。

担当社員が次々と行うプレゼンは寸劇などもあり個性的。4代目社長に就任し、葛藤した末に社員の自発性を最大限に尊重するスタイルに転じた星野社長は、社員のやる気を引き出すファシリテーターに徹しているようだ。

しかし社員の自主性を尊重するあまり ...

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