来たる2020年の東京オリンピックに向けて、いまジワジワと高まりつつある日本人の英会話に対する学習熱。業界各社が新規会員の獲得に励むなか、マンツーマンスタイルの英会話スクールとして知られるGABA（ガバ）で日々PR活動に勤しんでいるのが、広報担当の南西久美子さんだ。

南西さんが英語にまつわる仕事に携わりたいと思うようになったのは、高校2年生のとき。もともと英語は得意ではなかったが、家族旅行で訪れたアメリカで身振り手振りで話した英語が通じたとき、コミュニケーションをとる楽しさを知った。その後、日本語教員の勉強をしながら、留学を経て就職活動をスタート。2007年、教室にやって来る生徒のカウンセラーとして入社した。

いまでは大手英会話スクールのひとつとして知られ、全国に42の教室を構える同社だが、社内で広報を担当するのは南西さんただ一人。メディア対応からリリースの作成、イベントの企画・運営までを一手に担う。

そんな南西さんの目下の課題は ...