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「嫌われない広報」に ティファールの才媛

公開日:2015年6月03日

グループセブ ジャパン マーケティング本部 PR&WEBマネジャー エリクソン容子さん(えりくそん・ようこ)
日系電気機器メーカーを経て、2013年「グループセブ ジャパン」に入社。PR&WEBマネジャーとして、広報活動に従事する。現在は「ティファール」ブランドのPRとウェブサイト・SNSの運営を請け負う。夫はスウェーデン人。

世界有数の調理器具と小型家電のメーカーとして150以上の国で製品を展開するグループセブ。同社が取り扱うブランドの中でも、特に日本人に馴染み深いのが「ティファール」だ。ふっ素樹脂加工の「取っ手のとれるティファール」や電気ケトルのヒットは、日本の市場に新たなジャンルをつくりだした。同社の日本法人であるグループセブ ジャパンの顔として奔走するのが、PRを担当するエリクソン容子さん。PR会社を活用しているとはいえ、月にテレビ番組5~8本、紙媒体100本ほどの露出をこなすのは並大抵のことではない。

広報の世界を知ったきっかけは大学時代のアルバイト。雑誌編集部で女子大生向けの就職活動にまつわるページを担当し数多くの企業の取材を続けてきた中で、興味を持った。新卒で入社した日系の電気機器メーカーではIT部門に配属された後、念願の広報の部署へ転属。「BtoBビジネスの広報は、一つひとつのプロジェクトの規模が大きく、そのダイナミック感が面白さのひとつでした」。

2013年に現在の会社に転職したが、その理由は「攻めの広報がしたかったから」。前職ではクライアントに関する情報も多く扱うだけに、広報にも慎重にならざるを得ない場面もあった。「BtoCビジネスのPRでは、世の中に星の数ほどある製品の中から自社のものを手にとってもらうために、常に新しい情報を投げかけねばなりません。以前の会社とは違った広報の形を学んでみたかったんです」。

と言っても、派手な企画ばかりに取り組むのではなく ...

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