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[PR] 広報の仕事は、こんなに面白い!(2)浜松市役所・石岡琢磨さん

公開日:2015年4月02日

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  • 石岡琢磨(浜松市役所 企画調整部 広聴広報課シティプロモーション担当課長)

この10年、現場で挑戦を続けてきた35人の実務家の皆さんが考える広報の仕事の醍醐味とは? 企業はもちろん、自治体や大学まで、あらゆる場面で広報の力を実感したというエピソードも満載です。未来への提言、読者へのメッセージもいただきました。

浜松市役所 企画調整部 広聴広報課シティプロモーション担当課長
石岡琢磨(いしおか・たくま)

1983年7月浜松市役所採用。生涯学習事業、広報紙・16ミリ映画制作、人材育成、児童福祉などの業務に携わり、2013年4月より現職。広報の仕事は、1988年~1994年と合わせて8年間従事しています。

Q1:広報の仕事における「座右の銘」/その理由を教えてください。

A1:浜松市の目指すべき職員像「変化を先取りし、市民の目線で考え、果敢に行動する職員」/私が人材育成担当時に作成した「浜松市人材育成基本方針」の市職員の心構え。市民の皆さまの意識変化や時代の動きをつかむ感性を高めて新たな課題を見出し、その解決に向けて柔軟な発想で果敢に挑戦していくことは、すべての仕事に携わる上での指針と考えています。

Q2:これまでのキャリアのなかで、最も広報の力を実感したエピソード、仕事の醍醐味や面白さ、やりがいを感じた経験を教えてください。

A2:現在、担当しているシティプロモーションでは、本市を「出世の街 浜松」として売り出し中です。そのツールのひとつが「出世大名家康くん」なのですが、浜松城をシンボリックなランドマークとして、まずは中心市街地を中心に観光客を呼び込むため、「出世旅プロジェクト」をスタートさせました。その中で、浜松城に通ずる道のりを「出世街道」と名づけたり、「出世飯」「出世みやげ」の開発を地元事業者に呼びかけたところ、浜松の老舗飲食店16店舗が1万円の出世丼8種類を創作してくれたり、商店街が新たに「出世横丁」と命名してくれたりと、これまでにない動きが始まったことに感激し、仕事の面白みを感じました。

Q3:この先10年の間に、広報の仕事に求められるスキルを教えてください。(3つまで)

A3:[1]経営する力 [2]関係形成能力 [3]表現(パフォーマンス)力

Q4:過去10年の「広報」の役割の変化。これからの企業・社会における「広報」の意義や役割とは?

A4:近年、リスクマネジメントの側面から広報を捉えられることが多くなってきていると思われます。今後も、当然、組織ではなく社会にとって必要な情報を、より正確により迅速に公開していくことが求め続けられ、情報の透明化を通じて社会の変革をもたらす役割を担っていくと思われます。

Q5:「広報会議」読者、これからのPR・広報の仕事を担う皆さんへメッセージをお願いします。

A5:自治体や企業のイメージを左右する仕事であり、常に最前線にいます。間違いなく、とてもやりがいのある仕事です。半面、仕事の成果である発行物などだけでなく、広報担当者自身が評価の対象そのものになり得ます。真摯で誠実であることを常に忘れず、自分自身を律する厳しさを持ち合わせ続けてください。