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ダンボールのマーメイド 「やなな」引退後のあの商店街は今 

公開日:2015年2月25日

  • 野澤智行(アサツー ディ・ケイ)

プロモーションや地域振興など、目的に応じた企業や行政団体によるキャラクター活用事例と、ヒットを生み出すポイントについて、キャラクタープロモーションの第一人者・野澤智行氏が解説します。

柳ケ瀬商店街本通り(岐阜市)の「やなな」フラッグとお猿のくぅ&キャラガ~ル☆ゆっこ。

製作費1万円で「やなな」登場

繊維産業の隆盛に伴って活況を呈し、「柳ケ瀬ブルース」で知られた岐阜県岐阜市の柳ケ瀬商店街も、全国の地方繁華街と同様、近年は郊外型店舗に顧客を奪われてシャッター商店街化が進行し、大型店舗も相次いで閉店するなど衰退の一途を辿っていた。

そんな中、通称「鬼マネ」こと佐藤徳昭さんが率いる街おこし団体「ひとひとの会」が2008年に登場させたのが、非公式キャラクター「やなな」である。

柳ケ瀬商店街のアーケードを模した段ボール製の頭を被ったマーメイドで、製作費1万円。チープな外見ながら、パフォーマンスの面白さとユーモアに富んだ筆談コミュニケーション、一度会ったファンのことを覚えている律儀さとのギャップで注目されていった。筆者も2008年に「ゆるキャラまつりin彦根」で初遭遇してそのポテンシャルに惹かれ …

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