「ウェブメディアへのリリース配信」「ブロガー向けPR」実施企業は何割?デジタル広報の実態

公開日:2015年1月14日

ウェブ上での報道、ソーシャルメディアでの情報拡散がマスメディアの取材を呼ぶことも。企業サイトもコンテンツの充実により、取材対象として選定される確率アップにつながる。

    CASE STUDY

    「タイヤ柄浴衣」でウェブ報道120件
    東洋ゴム工業は2014年7月17日、「タイヤ柄 オリジナル浴衣を制作」と題したリリースを発信。技術力の結晶でもあるタイヤを浴衣の柄にデザイン化してブランド認知訴求。今までリーチしなかったファッション系や海外メディアなど社内外で反響大。2週間でウェブ報道120件。企画は広告賞も受賞。

「拡散」で話題化したい

●ウェブメディアも多様化
多様化するウェブ系メディアに対する効果的、効率的なアプローチ方法は課題。現状のメディア(レガシーメディア)とウェブ系メディアの相互依存関係は、今後どのように変化していくのか?(メーカー)

●ノウハウがない!
ウェブで拡散する手法をうまく見いだせていない(メーカー)

●戦略的なネットPR
リソースが少なく戦略的な対応ができない(IT)

●知識不足!
ウェブやデジタルの知識がないため大変難しい(サービス)

●デジタルメディアの接点なし
デジタルメディアとの接点の開拓について、課題感は持っているものの既存メディアが優先され、手をつけられていない(サービス)

●「使う」側の能力が問われる
ウェブPR系のビジネスが元気なのは、環境変化と需要者である広報が使うから。正解・不正解の世界ではなくなった。これは世の流れであり、前提として受け入れるべき。ただし、ウェブPRを提案する会社の能力と成果をどう評価するか、その見識や眼力がないと、いたずらにビジネス単価を底上げさせる。使う側の能力と使い方次第で、コミュニケーションビジネスの混沌が増幅される(メーカー)

●従来の広報活動との連携
各広報活動とデジタル領域の連携、導線の設計、目標値の設定、測定方法の開発が課題(IT)

最強ウェブメディアは?

●やっぱりヤフトピ強し
Yahoo!トピックスは、圧倒的なページビュー。何度か掲載されたことがあるが ...

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