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年末年始に読みたい!ベテラン広報部長が選んだ「2015年、攻めの広報になるための1冊」

公開日:2014年12月28日

経営をサポートし、マスコミと向き合い、部員をリードする。そんな広報部長に求められる「心得」を経験豊富な先輩が伝授します。

広報パーソンには、社会のトレンドから経済の動向、経営の視点、PRやメディアの知識、さらにはテクニックと幅広い見識が求められます。今回は年末年始にあたり、広報部長だけでなく現場の皆さんにもおすすめの3冊を選んでもらいました。

外資系企業を経て日本企業の広報革新へ

オムロン コーポレートコミュニケーション部長
井垣 勉(いがき・つとむ)

日本コカ・コーラの広報部長を約10年務めた後、2013年2月にオムロンのコーポレートコミュニケーション部長に就任。グローバル企業の経験を生かして、日本発グローバルな広報活動に挑戦中。日本広報学会理事。
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1 増補 21世紀の国富論 
原丈人/著
平凡社368ページ 2013年9月発行 1500円+税



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2 「感情」の地政学  恐怖・屈辱・希望はいかにして世界を創り変えるか 
ドミニク・モイジ/著、櫻井祐子/訳
早川書房  272ページ  2010年3月発行  1700円+税



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3 街場の文体論 
内田樹/著
ミシマ社  304ページ  2012年7月発行  1600円+税

2015年は、日本が安定した政局に支えられ成長が期待される一方、国際情勢はますます流動化して不透明感が増すでしょう。国内外の世論のうねりに、いかに自社の事業や製品・サービスを関連づけて語ることができるかが、広報活動の成否を分ける年になりそうです。

1は、安倍政権のブレーンも務める著者が「公益資本主義」という主張のもと、社会と共存共栄する企業経営のあり方を提示しています。事業活動を通じた社会への貢献を目指す多くの企業の広報パーソンにとって、自社の成長ストーリーを考えるヒントが満載。

2は、国際政治学者である著者が「感情」という斬新な切り口でこれからの国際社会と国際世論の有り様を提示するもの。世界を相手にグローバルに活動する広報パーソンにとって、現地社会との対話への示唆に富んでいます。

3は、「クリエイティブ・ライティングとは何か」をテーマに ...

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