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ベテラン広報部長3人に聞く「新聞記者とは定期的に飲みに行くべきですか?」

経営をサポートし、マスコミと向き合い、部員をリードする。そんな広報部長に求められる「心得」を経験豊富な先輩が伝授します。

今月の相談⑷
新聞記者とは定期的に飲みに行くべきですか。

前任の広報部長はよく新聞記者と飲みに行っていました。飲むのが嫌とは言いませんが、最近の記者は以前ほど飲まないとも聞きますし、非効率にも思えます。食事も含めたコミュニケーションのあり方について教えてください。

自然な形で自社を売り込む絶好の機会と心得よ

ただ単に親交を深めるだけ、雑談を交わすだけであればあまり意味はありませんが、飲み会を記者との情報交換の場、そしてあわよくば記事化してもらえる絶好の機会と捉えれば、広報担当者にとって、これ以上に大事な業務はないと言っても過言ではありません。

「今この業界でこんなことが起きています」「今後こんなものがトレンドになりそうですよ」「最近うちの社長がこんなこと言っています」「うちのこの商品、意外にもこんな層の人たちがこんな理由で買ってくれて品切れ状態、嬉しい悲鳴です」というような、リリースを出したり報道発表するものではないけれど、記者の関心を引きそうなネタを次々提供するのです。

宴席なのであからさまな売り込みは御法度ですが、記者が普段なかなか知り得ない業界情報、自社の情報を自然な形で教えると、記者は信頼できる情報源として見てくれ、後日の取材につながったりすることもあります。飲み会は非効率どころか、もっとも効率的なプロモートの場なのです。

年間300回の宴会幹事でネットワーク築く

東京PRアカデミー主宰 栗田朋一(くりた・ともかず)

ぐるなび広報グループ長を経て2014年7月に独立。年間300回の宴会幹事をこなし、外食やIT業界を中心に広報パーソンのネットワークを築く。広報担当者を養成する「東京PRアカデミー」を主宰。

「飲み」以外の選択肢もある目的と手段を意識すべし

常に目的と手段を検討するよう心がけます。広報は記者と親睦を深めることが多くの場合推奨されていますが ...

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