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広報担当者も知っておきたい、キュレ―ションメディアの仕組みと情報流通

公開日:2016年1月23日

  • 細川一成(電通パブリックリレーションズ)

基本的に企業のリリース送付を受け付けていないキュレーションメディア。生活者の関心ある情報が広がる、いわば「生活者が編集者のメディア」だと電通パブリッックリレーションズの細川一成氏は解説する。

ニュースの機能が分化した

日々様々な情報をリアルタイムに更新することができ、かつ事実上情報量の制限もないウェブは、ニュース情報の提供、そして閲覧に最も適したメディアと言えるかもしれません。ウェブの本格普及以来、それまで紙や電波といった手段でニュース情報を提供してきた新聞社や放送局も、ウェブでのニュース情報発信に力を入れてきています。また、紙媒体や電波媒体を持たず、ウェブだけでニュース情報を提供するニュースメディアも多く登場してきました。

生活者にとってもニュース情報はより身近なものとなり、いつでも好きなときに、好きなだけニュース情報に接触することができるようになりました。その一方で、「膨大な量のニュース情報をいかに効率よく閲覧するか」という別の問題が生まれました。

前号で取り上げられたYahoo!ニュース/Yahoo!トピックスは、この問題を解決するニュースサービスと言えます。

ニュース情報の量が増加した結果、ウェブにおいては、ニュース情報をつくり出す機能と、ニュースをまとめる機能が分化し、広報担当者はそのどちらにも気を配る必要が出てきたのです。

情報の流れの設計が必要

ニュース情報をつくり出す機能と、それをまとめる機能の分化は、すなわち情報流通構造の複雑化を意味します。かつて、ニュース情報の流通はごく単純な構造でした(図1-A)。

新聞などのニュースメディアは ...

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