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[PR] タイムカプセル、家族からのメッセージ……、社員をとことんわくわくさせたウシオ電機の50周年事業

社史や理念、事業の意義を見直す機会となる周年をどのように迎えるか。長寿企業から学ぶ連載です。

夏祭りで社員やその家族に書いてもらったメッセージ
昨年、静岡県や兵庫県にある自社事業所で行われた定例の夏祭りで周年特設のブースを用意し、社員や家族に書いてもらった「ありがとう」のメッセージ。HPや社内報で紹介した。

光の専門メーカー「ウシオ電機」は今年4月、50周年を迎えた。「会社の反映と、社員一人ひとりの人生の充実を一致させる」を企業理念の一つに掲げる同社らしく、周年事業も社員やその家族をターゲットに、一緒に50周年を祝う工夫を盛り込む。コーポレートコミュニケーション部の田代文子さんは「無事50周年を迎えることができ、お世話になった社員や家族に『ありがとう』と伝えられるような事業にしようと工夫しました」と語る。

周年事業は、2013年4月に50周年を祝うスローガンとロゴマークを募集したところからスタート。この取り組みと連動し、各事業所で毎年社員や地域の人向けに実施する夏祭りで「ありがとう」のメッセージを書いてもらい、ホームページや社内報で紹介した。「当社は扱っている商材が特殊で、会社の業務について家族にも理解してもらいにくい会社です。でも、例えば子どもが社内報に出てくれば、その家族が見てくれる。50周年事業を機に、会社への理解を深めてもらいたいという狙いもあります」(田代さん)

このほか、大きな白い布に社員一人ひとりの20年後の夢を書いた「タイムカプセル」も作成した。また、全従業員に内祝い金を支給するというプレゼントも用意。同社の商材である“光”をイメージしたオリジナルの封筒に入れて贈呈した。とことん社員と共に50周年を祝いたい、という同社らしさが光る取り組みだ。

それぞれが20年後の夢を書いたタイムカプセルを作成
菅田史朗社長の「世界一の光カンパニーになる」という力強いメッセージも並ぶ。タイムカプセルは20年後に開く予定だ。

ウシオ電機 創業50周年事業プロジェクト
コーポレートコミュニケーション部をはじめ社内横断で連携
2013年
4月
・社内報で50周年のロゴマークとスローガンを募集
2013年
10月
・ロゴマーク、スローガンを決定
・社内向けに50周年を祝うウェブサイトを開設
2013年
12月
・姫路駅前の看板を25年ぶりにリニューアル。LEDを使用したものに変更。
・制服のデザインを刷新するため、社内プロジェクトがスタート。従業員自らがユニフォームを選ぶ投票企画も。今年度中をめどに決定する予定。

2014年
4月
・社内向けの50周年サイトをリニューアルし、社外にも広く50周年をアピール。
・創業の地である播磨事業所で50周年を記念した祈念祭、植樹を実施。

ウシオ電機
1964年創業

1964年、産業用光源メーカーとしてスタート。新光源や光学技術の開発を進め、ハロゲンランプのほか、さまざまな光応用機器で高い世界シェアを誇る。