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『めざましテレビ』も『がっちりマンデー!!』も。あなどれない、専門メディアの波及効果

TBSの経済番組『がっちりマンデー!!』は、2007年から業界紙誌を取り上げるコーナーを設けている。

広報担当者の多くが、「確実に成果を出しやすい」と話す業界紙誌。地方新聞などのように、その記事がきっかけとなって、全国紙やテレビの取材につながることはあるのだろうか。

朝日新聞経済部の元記者は、『日刊工業新聞』『日経MJ』『フジサンケイビジネスアイ』などの産業経済紙のほか、『繊研新聞』『不登校新聞』『日本農業新聞』など業界紙にも日常的に目を通すと話す。「特に経済部は、業界紙を見ています。自動車担当だったら自動車の業界紙、流通だったら流通関係という具合です」。

業界紙は特に、事前取材や勘所を押さえるのに便利だという。「プレスリリースより業界紙の記事の方がわかりやすい。なぜなら、企業目線ではなく記者目線でまとめているからです」。

また、あるNHKのディレクターは、日常的に目を通すことはないが、自身が興味を持った話題を掘り下げる時には、局内にストックしてある業界紙を持ってきて、かなり過去までさかのぼって関連記事を探すという。「NHKでは、業界紙で見つけたことを“発見”とは認識せず、真偽を確かめる必要のある情報の一つと受け止め、現場取材・専門家取材で深めていくことになります」。つまり、すぐに記事につながることはないが、取材先候補になるということだ。

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