ポッキーを世界の菓子に!広報配属4年目の奮闘

公開日:2014年4月01日

企業の広報部門の課題は、社内におけるその役割の理解度、個々の企業の広報活動の成熟度によって異なる。その部門にたまたま配属になった人、あるいは広報の仕事に惚れ込んで打ち込んでいる人は、どのようにキャリアを築いてきたのか。広報の仕事を通じて磨かれるキャリアとスキルを考える。

江崎グリコ「ポッキー」をスイス・ネスレ「キットカット」や米モンデリーズ「オレオ」のような世界ブランドに。インドネシアで行われたサンプリングには日本から記者を招き、現地で取材してもらったことで、正月の大きな記事露出につながった。

「江崎グリコは、主力のチョコレート菓子『ポッキー』の世界ブランドへの飛躍を狙う」―――。

2014年1月、共同通信の新年企画として配信された記事は、静岡新聞、河北新報、福島民友、山陰中央新報、山口新聞といった全国の新聞各紙に、元旦から1月6日にかけ、相次いで掲載された。現地で行われた大規模なサンプリングに記者たちを招き、この実績に結びつけたのは、江崎グリコの広報部門に配属されて4年目の社員だ。

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