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動画充実、非鉄金属商社のIRサイト

公開日:2014年3月13日

機関投資家だけでなく、“ファン株主”を得たいという企業が増えています。本連載では、個人投資家向けに株式の評論を行う櫻井英明氏が、マーケットで選ばれるIRコミュニケーションの秘訣を読み解きます。


凄腕アナリストが肉迫 トップが語る私たちの挑戦“CHALLENGE 2014” VOL.14 全編

アナリストや記者はホームページをよく利用する。ホームページは会社の顔であるから、どの企業もそれなりに体裁を整えている。それでも見やすいホームページや最先端の技術を導入したホームページがある一方で、従来型の「置いてあるだけ」というホームページも散見される。これは予算の関係もあろうが、IR担当者のセンスと意識、そしてトップの考え方に大きく左右されているのではなかろうか。あれば良かったホームページから、積極的なホームページ活用へと世の中の流れは歴然としている。言ってみれば「戦闘的ホームページ活用」が企業のIRの帰すうを決すると言っても過言ではない。例えば、英語版を用意しておくことは、現在の投資環境では当たり前のこと。「ウチは内需系企業だし外国人投資家の興味の外」と思っていてもいつ彼らが興味を示すかはわからない。そのときに英語版すらないようでは、当然投資対象ではあり得ない。ホームページでネット販売の売上を伸ばしている企業もある。まずはホームページ程度ではなく、ホームページこそ訴えたいメッセージの塊であると考えたいものだ。

非鉄金属商社のアルコニックス(3036)のホームページが充実している。同社は「非鉄金属・レアメタルのエキスパート」として幅広く社会に貢献しており、 現在そのビジネスフィールドは非鉄金属の専門商社にとどまらない。M&Aや事業投資により製造業から問屋までの幅広い機能を有するアルコニックスグループを形成してグローバルな事業展開を続けている。同社グループが展開する事業は、大きく2つに分類されている。1つは、安定成長が期待される伝統的ビジネスである「軽金属・銅製品事業」「建設・産業資材事業」。そしてもう1つが、情報化社会や環境問題に対応した高成長ビジネスである「電子・機能材事業」「非鉄原料事業」。ユニークなビジネスミックスが、同社の未来に向けた確かな成長基盤だが、割と複雑で理解しにくい点もある。それを明確にわかりやすく説明してくれる。

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