「対話する、参加する」姿勢が社会をより良く変える

公開日:2014年1月21日

  • 坂之上洋子(経営ストラテジスト・作家・JIGH理事)

経営ストラテジスト、作家としての活動のほか、医療領域の課題解決に取り組む政策シンクタンク・一般社団法人JIGH理事、休眠口座国民会議の発起人などソーシャルプロジェクトにも多数携わる坂之上洋子さん。

日本では、ロビイングを企業や業界団体による圧力行為と捉えがちだが、本来は民間それぞれの立場から政策形成に関与しようとする行為全般を指すもの。つまり、市民活動や草の根活動もここに含まれる。

企業や国際機関、NPO、社会起業家や政治家などさまざまな組織・個人の経営戦略やブランディングを手掛ける坂之上洋子さん。規制の壁にぶつかった人たちに、いかに政府や行政に働きかけたらよいか、アドバイスをすることも多い。

「どんなに大物の政治家も、地元で20人集めれば、話し合いに参加してくれる可能性が高いです。自分が押し通したいものを持って"対決"するのではなく、"対話"しに行く。こちらからの情報や資料を渡す。相手の意見も尊重する。政治家にとっても、いろいろな視点から考えることができるから、そういう話し合いの申し出は、ありがたがられると思います」。

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