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なぜ、消費者は「リアリティ」に惹かれるのか?

「共感」を軸に進化する参加型エンタメ 今、オーディション番組が支持される理由

  • 田中智則氏(NTTドコモ)

近年、人気を集めるオーディション番組。視聴者が参加者の成長に一喜一憂する光景が当たり前になってきている。さらに、投票や応援を通じて番組に参加できる「参加型」の形式も定着したことで、視聴体験そのものが大きく変わりつつある。オーディション番組はなぜ支持されるのか。その背景について、NTTドコモが提供する映像配信サービス「Lemino」で企画運営を手がける田中智則氏に話を聞いた。

昨今多くの視聴者から支持を集めている映像コンテンツに、オーディション番組がある。視聴者は出演者の挑戦や葛藤する姿に共感し、画面越しにその成長を見守っている。番組の成功を支える原動力とは、一体なんだろうか。

加熱するオーディション番組 鍵は自分事化できる視聴体験

NTTドコモが運営する映像配信サービス「Lemino」では、これまでに『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』や『ミスタートロットジャパン』など、20本以上のオーディション番組を展開してきた。『PRODUCE 101 JAPAN THE GIRLS』は、韓国のオーディション番組をもとに制作された日本版で、練習生101人が参加し、視聴者投票によってグループを結成。最終的に選ばれたメンバーがデビューを果たすというもの。同じく、日本版が人気の「ミスタートロットジャパン」は、トロット歌手を目指す参加者が競い合うオーディション番組だ。

Leminoでは、こうしたオーディショ...

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この記事が含まれる特集

なぜ、消費者は「リアリティ」に惹かれるのか?

昨今、話題になったり、人気が出たり、選ばれやすくなっているモノ・コトの多くには、「リアリティ」という特性が共通しているように感じられます。例えば、オーディション番組、恋愛リアリティショーなど、何かが世に出るまでのプロセスを見せるコンテンツ。また、脱出ゲームをはじめとしたイマーシブイベントのように、消費者が実際にリアルに近い体験を楽しむものもあります。そして、購買・消費という観点で関連性が深いものとしては、「レビュー」や「透明性」といったキーワードも挙げられるのではないでしょうか。ここまで挙げたものはほんの一例にすぎませんが、「リアリティ」が人を惹きつけ、購買・消費を促すひとつのきっかけになっている可能性は大いにあるはずです。今回は、そんな「リアリティ」に惹かれる消費者にフォーカス。なぜ、人はいま「リアリティ」に魅力を感じるのか。それは、商品やサービスを選ぶ際の判断基準になっているのか。有識者への取材をもとに、その背景をひも解いていきます。