サステナビリティ方針やカカオ豆調達ガイドラインなどを策定し、環境配慮や持続可能な調達に取り組むロッテ。2024年9月には、サステナビリティ目標として「ロッテミライチャレンジ2048」を発表し、2025年にはカカオのサステナビリティサイトもオープンしている。環境配慮の教育などにも力を入れている同社は、サステナビリティと販促の両立についてどう考えているのか。
50を超える菓子・アイスブランドを展開するロッテは、2024年9月、創業100周年である2048年までに、未来のために実現したいこととして「ロッテミライチャレンジ2048」を発表。「心身の健康」「持続可能な調達」「サーキュラーエコノミー」「脱炭素」「社会とつながる」「人財」の6課題における目標を設定している。
同チャレンジの特徴は、目標に対する進捗や社会の変化に合わせて、目標内容をアップデートしていく点。このような環境配慮は、販促活動においても避けられない課題だと同社では認識しているという。

▲物流
ラウンドマッチング輸送の一例。行きではロッテの埼玉工場から荷物を載せて岡山へ配送し、帰りには岡山にある他社の荷物を受け取って埼玉まで輸送する。荷物が載っていない状態でトラックが走る時間が短いため...