資生堂は2019年に、企業ミッションを「BEAUTY INNOVATIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」と定め、美しく健やかな社会と地球が持続していくことに貢献すると発表した。そんな同社が、2020年に立ち上げたブランド「BAUM」。サステナブルなプロダクトは売るのが難しいと言われる中、「樹木との共生」というテーマを掲げる同ブランドは、なぜ愛され続けるのか。
資生堂は2019年に、企業ミッションを「BEAUTY INNOVA TIONS FOR A BETTER WORLD(美の力でよりよい世界を)」と定めた。100年先も持続的に輝き成長し続ける企業を目指し、社会課題の解決や環境負荷軽減などに取り組むとしている。
「BAUM」は、そんな同社の理念を投影し、ビューティービジネスそのものでサステナブルな循環を実現しているブランドだ。テーマは「樹木との共生」。パラベン、シリコーン、合成着色料を使用せず、90%以上を自然由来の素材から製造しているという特徴を持つ。

商品
2020年に誕生したスキン&マインドブランド「BAUM」。「樹木との共生」をテーマに、アップサイクル木材を使用したパッケージ開発や植樹活動を行っている。2024年4月には、スキンケアライン5品を、新たな...